ねぇ、聞いて聞いて。

日々のいいなあ、と思ったことを書いたり弱音を吐いたりするブログ。銭湯・ラジオ・中央線沿いの街をこよなく愛してる人。 ときどき、おうちごはん日記。

芸術の秋 「四つの視展」 ~最推し 永山裕子さんの水彩画~

セントラルミュージアム銀座で開催されている
上田耕造さん・岡田高弘さん・永山裕子さん・広田稔さんによる
グループ展「四つの視展」
に行ってきました!

その中のラジオ「安住紳一郎の日曜天国」で知った
最推し、永山裕子さんの水彩画。

この赤いバラの絵は一番永山裕子さんらしい絵だなあと思って、トップ画にした。
透明感が溢れているのに、とても深い赤。綺麗。


この赤いバラの絵を観たあとに、
スッと冴え渡るような清純な水色をベースにしたお花の絵。綺麗。

最初は永山裕子さんを日曜天国から知って、
トイレに散骨した人ってどんな絵を描く人なんだろうと
永山さんに興味を持って調べてみたら、あまりにもエピソードの投稿と
絵の繊細さと透明感とはかけ離れていてびっくりしたものの、

その時に丁度永山さんの新作画集「絵が上手いより大事なこと」の刊行記念個展
あって観に行ってみたら、とても素敵な水彩画たちで日曜天国関係なく
永山裕子さんの絵が大好きになりました。


その時の個展ではずーっと、外出したり休憩しつつ
2~3時間ぐらい永山さんの絵を見ていたなあ。

今回の「四つの視展」ではじっくり1時間観て、帰って
数日経った頃にやっぱり観足りない!となって、また1時間観に行った。

今回の個展は2回も行ってる。

現実離れした幻想的な色使いと透明感に魅きこまれる。

だけど、こんなに魅きこまれるは永山さんの卓越したデッサン力があってこそ。

現実にあるモノの輪郭や凹凸、感触、存在が
そこにあるかのように、しっかりと表現されている中に
永山裕子さんの幻想的な世界が落とし込まれることによって
幻想的な世界が、そこにある現実のような。
幻想が現実になるかのような世界が額縁に広がっていて素敵。

この記事を書いている段階でまた観に行きたくなってきた。

まだ会期中。9/16まで。行っちゃおうかな。


今回のグループ展での永山裕子さんの一番好きな絵は?と聞かれると
選べないぐらい、全部の絵が好き。

でも、一番好きな空間はこの小さめの額縁で飾られた花の絵たちで。

色とりどりの額縁に飾られたお花が観ていて楽しいし、
お花畑みたいで大好きな空間です。

水彩画ばかり紹介しているけど、本当はこのグループ展はクロッキーがメイン。
30枚のクロッキー、圧巻…!

なんだかネタバレになっちゃうかな…と思って
絵は絞って絞って、厳選して載せているのだけど結構掲載しちゃってる。

でも、本やネットで観るのと、足を運んで観るのは
やっぱり全然違うし、圧巻だし、来てよかったってなるのでぜひ足を運んでほしい。

(ということで。ここまでいっぱい載せちゃったけどいいかな?もうちょっと載せてもいいかな?)

実物を観るのを諦めていた日曜天国のポストカードの絵が
今回のグループ展で展示されていた!

かなり昔の絵だし、もう展示されないよな…って諦めてたから嬉しい。

日天の絵を見ると、本当にデッサン力が高いことが伝わってくる!
額縁の中に、絵の中に安住さんと中澤さんがしっかり居る!
実際に見ると絵のタッチを生で感じられて最高!

ただでさえ来てよかったのに、日曜天国の絵が飾られていて本当に嬉しかった。


日曜天国からのお花も飾られていて、日曜天国とのご縁をしっかり感じられて嬉しい。

他にも、永山さんがデモンストレーションで描かれていた絵も素敵で好き…
たまたま行った日に生で永山さんが絵を描かれている所が観られて感動したなあ。

ここまでたっぷりと観終わって、さあ帰ろうとなった時
永山裕子さんの2024年のカレンダーを見つけたのでお買い上げ。

この個展での充実した芸術の秋を楽しめ、
来年も永山裕子さんのカレンダーで我が家が彩られる楽しみ。
沢山のほくほくを持って帰って家に帰りましたとさ。