ねぇ、聞いて聞いて。

日々のいいなあ、と思ったことを書いたり弱音を吐いたりするブログ。銭湯・ラジオ・中央線沿いの街をこよなく愛してる人。 ときどき、おうちごはん日記。

食欲の秋「銀座」~花大根のあぶり和牛刺・こだわりビール・イタリア発ジェラート~

水彩画家 永山裕子さん目当てで
銀座の「四つの視展」というグループ展に行った時。

せっかく銀座に来たのだから…と思い、
銀座で芸術の秋だけではなくて、食欲の秋までも堪能しまくりました。

口の中でとろける、あぶり和牛刺「銀座 花大根」


まずは、ランチにイチオシ「銀座 花大根」

11:30に開店してすぐに行った時点でもう、すごい行列。
大人気店なので、入り口で整理券を受け取って入店は
「13:30~14:00になります」とのご案内。

他の方のレビューを見てもそんな感じなので
このお店に食べに行くときは、銀座での暇つぶしを考えてから行ったほうがよいです。

私はこの間に永山裕子さんの個展を観に行って時間つぶしをしました。

ここまで待つなら行かなくていいや…と思う人もいるかもしれませんが
本っ当ーーーー!!に!このお店は待った甲斐があると思わずにはいられないお店で。



並と特上(2倍)の値段差はそこまでじゃないので、ちょっと払って特上にしたほうがよい。

時間になって、花大根に戻って注文した
「あぶり和牛刺しとろろ&すきやき重 特上」がこちら。

立派なお重に敷き詰められた、色鮮かで、つやつやな薄切り牛肉たち!

見れば分かる通り、お店も自信を持って提供している
お肉は新鮮そのもので、よいものだと伝わってくる黒毛和牛リブロース

お重に敷き詰められた黒毛和牛をそのまま軽く炙っただけの
飾り気のないお肉を食べると、上品なお肉の赤みの旨味と脂の甘みが
口の中で溶けて、本当に美味しくて口の中が贅沢でいっぱい。

二時間以上は待ったのですが、このお重を食べたら本当に待ってよかったと思う。

お肉を本来の味を味わったら、とろろ&すきやき重なので
そのままでもとろけるお肉に、とろろをかけてご飯と一緒にかきこんで。
すきやきは、お肉と相性抜群のタレをかけて。
そこへ、味変にすだちをキュッとひと絞り。

全部が全部、美味しいいいい!!!

美味しすぎて、一口一口食べるのがもったいないと感じながらも
美味しいので、次へ次へと食べてしまってあっという間に感触し、大満足。

本当に贅沢なご飯だった…

充実感がすごすぎて、かなりのお値段のランチを食べている気分だけども、
今回頼んだ「あぶり和牛刺しとろろ&すきやき重 特上」で、
なんと2199円という驚きのコスパ

「ランチメニューは「上質な和牛をリーズナブルに」を
 コンセプトにご提供しております。」
と、お店自身が掲げているだけある。

そして、お料理だけではなくて
お重と一緒についてきた綺麗なお箸を持って帰ってもいいという粋なお土産付き。

お店で食べても、家に帰ってからも、幸せな気持ちになれる大好きなお店です。

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お箸をえらぶ楽しさ「銀座 夏野」


置物がかわいくて、パシャリ。

この花大根の入っているビルの1階には箸屋「銀座 夏野」があって
色とりどりの品のある箸や、箸置きを見るだけでも楽しいのでおすすめ!

お箸って何気なく使っているものだけど、
こんなにも種類があって、華やかで素敵なものがあるんだな~
お箸を選べる日々っていいな~とこのお店で感じて

私、箸は一人暮らしにしては割りかし種類持ってます。笑

いつも家でご飯を食べる時に必ず出すお箸を選ぶ時は
毎日お箸を選べる生活っていいな、とちょっとした充実を感じてます。

折れちゃったりしたのが何本かあるので、また買い足したい…!

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食卓へ、うつわで上品な彩りを「銀座 器ギャラリー 門」


同じビルの3階にはうつわ屋。

このビルで素敵な箸だけじゃなくて素敵なうつわも揃えられちゃう。

お醤油刺しぐらいのお皿が980円~
取皿程度のお皿が1980円~(参考)でべらぼうに高いわけじゃないけど
普段遣いの食器としてはべらぼうに高いわけじゃないけど、ちょっと高め。

けど、手に持ってみると違いが分かる。
うつわにおかずをのせると、食卓が上品にひきしまるかのようなうつわが沢山。
こういう食器を2つ、3つ持っているとご飯を作るのも食べるのも楽しみになってくる。

食卓に、上品な彩りを与えたいのであれば、
質と値段のバランスのいい和食器を扱ってるこの「ギャラリー 門」がおすすめです。

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さながら、ビールのショー「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」


花大根での牛肉の上品な脂を味わったあとは
ビールを飲みに「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」へ!

このお店は我が居酒屋の道標として大いに参考にしている
せんべろnetさんから知ったお店。詳しいレポートもあるのでぜひ。
1000bero.net

ここのビールへのこだわりが本当にすごくて。

グラスは一日一回しか使わず、ビールをより味わえるように薄手のグラス。

薄手のグラスなので冷凍庫で冷やすと割れてしまうし、
冷やしすぎるのもよくないということで
グラスとビールが同じ温度になるよう、注文を受けてからその場で冷やし
初めてであれば店員さんがビールへのこだわりを説明しながら、
実際に目の前で入れてくれるという、さながらビールのショー。

お姉さんの説明を受けながら、ワクワクしながら待っていた
こだわりのビールを飲むと、きめ細かな泡と口当たりと苦味のない綺麗な味。
飲んで実感する、このきめ細やかな泡と口当たりを感じるための薄手のグラスの意味。

飲み終わったあとに出てくる綺麗なエンジェルリングで分かるビールの質。

ここまで拘りまくって充実感もすごいこの一杯のビールがなんと550円(税込)!

安い、安すぎる…一杯だけで短時間しか居ませんでしたが
ものすごい満足感に包まれました。

特にこれといったビール好きじゃない私でも大満足できたので
ビールは嗜む程度の人も、ビール好きな人もおすすめ!

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イタリア発のジェラート「ヴェンキ 銀座店 / Venchi Ginza」



最後の〆はイタリア発のジェラート「ヴェンキ 銀座店 / Venchi Ginza」

中くらいのサイズのレゴラーレのトリプルカップを頼んで1200円ちょい。

お値段は高めで量が少ないのですが、量より質といったジェラート
アイスなので甘いには甘いのですが、甘さでごまかすのではなくて
いい素材を使っているんだろうなあと感じるお味で
中にチョコレートが入っているフレーバーはカカオの味をしっかり感じる質の良いチョコで美味しかった…!

けど、この小ささで1200円だったら
もうちょっと味の感動か、量がほしい…!と感じるジェラート屋さんでした。

外装も内装もかわいいし、一回は行ってみてもいいかも。


ここまで、銀座を満喫しまくった食べ歩き日記でした。

体重が、こわい…。