ねぇ、聞いて聞いて。

日々のいいなあ、と思ったことを書いたり弱音を吐いたりするブログ。銭湯・ラジオ・中央線沿いの街をこよなく愛してる人。 ときどき、おうちごはん日記。

小杉湯「もじ と ことばの湯」 in 高円寺

小杉湯で「小杉湯軒下ブックフェス」という
本の著者が集まって即売会&サイン会を行うというイベントが開催。

あまり本は読まないし、行かなくていいかな~と思っていたのだけど

た、楽しそうーー!!!
でも時は既に遅し。22時。終わってる。けど楽しそうーーー!!
せめて、待合室にあるこの方々の本を読みたい!
それにお風呂カレンダーの「もじ と ことばの湯」ってどんなのだろう?

と思い立ち、雨がぽつぽつ降る中
急遽小杉湯へ。



こんな時間なので、いつも賑やかな高円寺は静か。
ここの通りのお店、敷居が高そうだけどいつか行ってみたいな。
ネコちゃんネオン看板かわいい。

着心地のいいパーカーに下はジャージのズボン。
靴はゴミ出し用のお気に入りのサンダル。なにもかも楽チン。
銭湯しか用事がない時はコンビニに行く格好でいけるのがいいね。

到着。


そっか、今日は母の日かぁ。

いそいそと番台から、脱衣所から、お風呂へ

お風呂は『木くず サワラとヒノキ』で
自然の木の香りがとても心地よい「もじ と ことばの湯」にぴったりなお湯。

水風呂と熱風呂の交互浴で、ちょっと辛くなったら
ミルク風呂に癒やされて、ジェット風呂もはさみつつ…ととのったー!

湯上がり。
奮発してコーヒー牛乳とアイスとカルパスを買って食べる。
しあわせ。


物珍しさでお米のアイスを買ったけど至って普通のミルクもなかだった。
お米の食感は面白かった。


そして、タイムリーに即売会に参加できなかったので
せめて本を読んでみる。

読書苦手なのでちょろっとしか読んでいないのだけど
「面白い話し方」はお笑い芸人を辞めて、
お笑い芸人のネタのゴーストライターをされている方が著者なので
内容がお笑い芸人という場のプロのコミュニケーション術。

だけど例として挙げられているのが身近ですぐ取り入れやすい
何気ないコミュニケーション術ですごく勉強になった。

なるほど、お笑い芸人って面白いネタを作るだけじゃなくて
わたしたちが何気ない会話だと思っていたものも考えて場を和ませていたんだなぁ。

他にも「あの日、選ばれなかった君へ」を読んだのだけど
昔の選ばれなかったあの日のことを生々しく書かれるもんだから
こちらまで選ばれなかったあの日を思い出して心にチクチクくる。

途中でリタイアしてしまったけど、君くんは良い結末を迎えるのだろうか。

じっくり、読書苦手な割には頑張って本を読んで居たらもう24時過ぎ。

なにか本を買おうかまよったけど、今家にある本たちを消化してからっ…!
ほぼ読まずにちょっと興味が出たから買った本たち、まあまあ溜まっている状態。
普段からほぼ本読まないのに、買っちゃう。

帰ろう、とふと横をみると番台に置いてあった「ひともじにっき」

おお、ひともじにっきの体験・投稿コーナーがあるじゃないですか!

紙の日記は何度も挫折してきたので、番台で見ても買う気はなかった。

だけど体験できるのなら…と投稿コーナーの紙は切れていたので
横のパンフレットを手に取り体験。

えんぴつのさらさら感が心地よい。
実際に手を動かして書くと、パソコンの手打ちよりなんだかたのしい。

ひともじで一日を表すマスと、ただ浮かんできたものをメモする欄。

コンセプトは「文章にしようとせずにただ浮かんできた言葉や
気持ちをそのまま書き溜めてみよう」

この「ひともじ」というのがミソで、ひともじで今日の一日を表せるので
あれやこれや考えすぎずにパッと今日感じたこと、今日の出来事を、
説得力やどうしてそうなったのかを頑張って一日の日記にあれやこれや
色々なエピソードを詰め込んだり、畏まって日記を書く義務感が
入る余地が少なくて気軽に書けるのがいいな。

でも日記の体裁は取られているのでアウトプットにすごくいいし
見返すときもひともじの欄をパラパラ見返すだけでも楽しそう。

「ひともじにっき」
無理なく表現できて、無理なく続けられそうな素敵なにっき。