パソコンじゃなくて、
紙と向き合ってただただつらつらと思ったことを
書きなぐっていく吐き出しノートを最近始めました。
きっかけは仕事が忙しく、心の余裕がなくなって
今思えば全然たいしたことじゃないような
些細なもやもやがどんどん積もっていっていて
膨れ上がっていってああー!!もう限界!!となっていた時。
そんな時は誰かに愚痴るのが一番、だと思うのだけど
私の愚痴は本当にしょうもなさすぎて…。
大体の人が「え?そんなことで?」と
思うようなしょうもなさ。
私の愚痴は、自分の心の繊細さや在り方の所為で
他者の些細な行動を捻じ曲げて悪い方へ悪い方へ拡大解釈して
心の中の大部分を占める大物の愚痴に仕立てあげてしまった産物で…。
こんなの知り合いに愚痴るどころか
顔のしらない人々が見るこのブログですら書けない!
そもそも忙しくて誰かと話して吐き出す時間がない!
っていうか一番すっきりするのが知人に愚痴ることだけども
やっぱ愚痴を聞くって相手の心の負担になっちゃうじゃん…。
自分はすっきりするけども…。
だから、知人に聞いてもらうっていうのは元々嫌で。
本当にちょっとした些細なことならちょこちょこっと話すけども。
今回はしょうもない愚痴を大物へ仕立て上げた愚痴。
でも、でも、もう限界!!ああーーー!!
と、いう時。
はるか昔に読んだ
「気持ちをデジタルよりも紙で気持ちを吐き出すとすっきりする」
といった趣旨で書かれているブログの記事を思い出して
ずっとホコリを被っていた適当なノートを引っ張り出し、
心の赴くまま醜い感情や汚い言葉をそのままバババーッと
手が痛くなるまで書きなぐった。
そしたら、本当に心がスッと軽くなって。
パソコンでキーボードを打ちながら吐き出すよりも
紙だけを見つめながら手を動かして書いていたときのほうがはるかに気持ちいい。
パソコンだと書く以外にも調べ物をしたり
色々なことが出来ちゃうから気が散るのだけど
紙だと他には何もできないからこそ、一対一で自分と向き合える。
キーボードよりも、手で書くほうがダイレクトに
吐き出した、という感覚があるのも良かった。
書いていくと形に残るから、誰かに話すよりも
自分の気持ちと状況を客観視できて吐き出した後に
「あれ、なんでこんなことでもやもやしているんだろう…」
と、私にとっては大きな愚痴だったものが
小さいしょうもない愚痴に降格できて
心の大部分を締めていた感情を心の端っこにまで追いやって
気にならなくなるぐらいの気持ちに昇華できた。
今まで紙で書いてもデジタルで書いても変わらないと思っていた。
紙に書くと物が増えるし手が疲れるから
デジタルでいいだろうと紙は極力使わないようにしていたのだけど
この体験のおかげで紙で書くことの重要さと気持ちよさを知れた。
そのおかげで今一ヶ月ぐらいノートを書き続けられている。
愚痴だけじゃなくて、ちょっとした嬉しいこと。
不安、計画…などなど。ありとあらゆる感情を書きまくっている。
かわいいシールやマステなんかも貼っちゃったりして、すっかり習慣になった。
これからも自分の気持ちの整理のために続けていきたい、新しい習慣。
▼吐き出しノートを始めるにあたって影響された記事たち
愛読している「君は世界に一人だけ」さんの記事。
この記事をはるか昔に読んでいてそれが頭に残っていたおかげで
紙で手を動かしながら書くことの良さってどうなんだろう?と
興味を持てて、ノートを始める一歩を踏み出せた。
紙で書くことって意味あるの?と引っかかる部分を
的確に分かりやすく書かれています。
そのおかげで紙で書くことに対する抵抗感がなくなって一歩、踏み出せました。
(ブログを書く時に)
いきなりキーボードで書くのをいったんやめて、下書きを手書きしてみること。
またまた同じブログの記事。愛読しているもので…。
ブログの在り方に悩んでいた時に見つけた記事。
ブログを書く時に、他人の目を気にして書けなくなって
プチスランプになっていたのだけど、この記事を見て今少しやってみている。
まずは人の目を気にしなくていい吐き出しノートで書いて
ブログという媒体で清書することによって他人の目が気になりづらくなり、
素直な気持ちでブログに書けるようになったこと。
そのノートに書いたふわふわとした言葉たちを
他人にわかりやすいように具体化することで
より気持ちがすっきりするようになったので今のところはいい感じ。
✓わたしってこんな性格だったのか!
✓最近のモヤモヤの正体はこれか~
✓自分にこんな価値観があったとは……などの発見が日々たくさんあります。
このまま日記を継続すれば、
もっと精神的に安定したり、思慮深くなれるのでは?
なんて楽観的な予感もしてきている今日このごろ。
この記事も紙で書くことに対してのメリットを
とても分かりやすく言語化してくれていて
どうノートを書こうか悩んでいたときの道しるべになってくれた。
実際書いてみると自分の中の色々な心の動きや出来事を客観視できて
そのおかげでマイナスなことを書いても心が軽くなったり、
楽しくなったりすることができた。
「実は良い日だったことに気付ける」
特に、これが一番うれしい。
誰にも見せない日記帳を前に
必死に拾い集めて小瓶に詰めているような感覚だ。
何か少しの手がかりだけでも残しておきたい。
私にとっては、手がかりを残す手段は言葉にすることだなといつも思い至る。
最近見つけたノートの記事。
ノートの選び方、書き方、向き合い方。
色々な記事を見て人それぞれどう使うのかを知るのが楽しくて
ノートの記事を色々読み漁っていた。
その中で、ノートへの感情をとても素敵に具現化されていて心に残った記事。
そうそうこの気持ちを、手触りを、
私は自分と誰かに残したくて、広めたくて、書くことを始めたんだ。