ねぇ、聞いて聞いて。

日々のいいなあ、と思ったことを書いたり弱音を吐いたりするブログ。銭湯・ラジオ・中央線沿いの街をこよなく愛してる人。 ときどき、おうちごはん日記。

6/12放送の星野源のオールナイトニッポンが最高すぎた


第385回:三浦大知と超ダラダラするスペシャル!
ブースの中でコーヒーを淹れたりお菓子をポリポリしながらダベったり…
ラジオを忘れるラジオ/ニセ明も急きょ生出演で大知さんと念願の初対面

と、あるように星野源さんとゲストである三浦大知さんと一緒に
最強にダラダラするというファミレスの深夜のダベりのような放送を
やりたいなっということから始まった6/12配信の星野源オールナイトニッポン

この6/12の放送が聴いてて本当に楽しかった!


星野源さんと三浦大知さんが二人で集まって
星野さんがガサゴソ、街で買ったというお気に入りの豆を
「これ、美味しいんだ~」とウキウキしながら取り出して。

そこから手挽きで三浦さんが豆を挽こうとすると
「おいおいその音を聞かせてくれよォー」と星野さんがたっぷりに聴かせてきて。


もうそんなワクワクの詰まった様子と豆を挽く音を聴かされちゃあ
こっちはコーヒーも何も用意していない状態だったけど
もうこっちも飲みたくっちゃう。

お供の飲み物を一緒に用意するしかない。

それぐらい臨場感とワクワク感が詰まったやりとりで
もう、この時点でイイ!ワクワク!

豆を挽いて、お湯を沸かして、コーヒーの完成までの
ワクワクの詰まった道のりから「あっ!お湯が沸いた!」って
二人ではしゃぎながら、とぽとぽ注いで。

三浦さんが「えっ?これ本当にラジオ放送しているんですか?」と
疑問に思うぐらい男二人でわちゃわちゃ
めちゃくちゃ楽しんでる。

ついにコーヒーが出来上がったときには
「リスナーの皆さんも飲み物片手に、カンパーイ!」
ってリスナーも巻き込んでみんなでカンパイして
美味しいね、美味しいねって笑い合って。

もう、もう、もう。
ダメ、やばい。こっちも楽しくて
星野源オールナイトニッポン」は最高だって思った。

楽しさが伝播してきて、こっちも最高に楽しいよー!!

そこからさらに「じゃじゃーん!」と
またまた星野さんの好きなクッキーを取り出して
バリッバリバリッとクッキーを食べる音を聴かせてくるし
本当に音だけで美味しそうに食べているもんだから
こっちもクッキー食べたい。でも無い。くうぅっ!

そんな中、おたより紹介で「すごいね俺、コーヒー片手にメール読んでる」と、星野さん。

普段の放送では食べ物を食べながら喋ると音が聞こえづらいということで
やってこなかったお菓子を食べながらの放送でドキドキ。

沖縄のおやつを食べて「うんッッまッッッ!!もう帰ろうぜ!」と
ものすごく非日常感をエンジョイしてはしゃいでいるのが最高すぎ。

もうなにもかもの楽しいが伝わってきてこちらもめちゃくちゃ楽しいよ!

本当に星野源さんがラジオ好きだからこそ、やりたい試み。
「好き」が詰まった放送で最高だった。

ラジオって、そう、こういうのがいいんだよって思った。

あと、1/2の能登半島地震の際の放送が
放送文化基金賞のラジオ部門で賞を受賞。

生放送で地震での孤独と恐怖を共有することについて
こう語られていたのが心に残った。

「不安をはねのけるってすごい難しいことだし
しかも自分の中だけでどんどん膨らんでいくものだったりするので、
それを共有して同じ時間を過ごすことができた。」

「ラジオで読まれたメールとか、いきなり起きたハプニングで笑ったりとか
 なんだかすごく温かい時間だった」

「ラジオの役割っていろいろあると思うんですけど、
同じ時間をすごせるっていうのも一つのいいところだと思っていて。
能登半島地震の時)不安な日々を乗り越える一つの過程になった。」

※意訳

と、語られていてうんうん、と頷くしか無い。
そう、ラジオってこういう温かさがあるのがいいんだよ…。

私にとって「星野源オールナイトニッポン」は
日常的に聴くラジオではなくてたまーに聴く程度。

星野源さんのファンでもない。

けど、とてもいろいろな愛のつまった放送をされる方で
言葉も考え方も優しくて、聴いていると安心する
星野源さんの「好き」が詰まったラジオ。

聴いていてこちらまでワクワクしてくるラジオだなぁって改めて感じた。

またちょっと寂しい時、優しいワクワクと好きを感じたい時に聴こうと思う。

あと、放送で「ミルクの甘味を引き出すのは苦みじゃなくて酸味、
酸味がないとミルクの甘味が引き立たない」と聴いたので
次コーヒーを入れる時は酸味のある豆でカフェラテ作りたい。