ねぇ、聞いて聞いて。

日々のいいなあ、と思ったことを書いたり弱音を吐いたりするブログ。銭湯・ラジオ・中央線沿いの街をこよなく愛してる人。 ときどき、おうちごはん日記。

無意識の中で選ぶ「本」から自分が求めていることが分かった

私は普段、本をあまり読まない。

けど、読書を習慣にしたくて
一時期、本を買い漁っていた。

その時、なんで本を読むことを習慣にしたかったんだろう?
なんで思い立ったんだろ?うーーーん?

その時に買った「昔」の本を手に取っても
なんとなく「今」の自分の気持ちに合わなくて手が伸びない…なんでだろ?

「昔の自分」と「今の自分」が選ぶ本や感じ方が違う、と
「昔の自分」が選んだ積み本への違和感と
ふらっと寄った本屋で無意識に「今の自分」が惹かれて手に取る本を見比べて
自分の気持ちの変化と「昔」と「今」の自分が求めていたことが分かった。


不眠症の回復の兆しが見えてきた時期の「昔」の自分が選んだ本たち。

不眠症で自分の心がボロボロだったから「しんどくて」誰かに励ましてほしかった。
でも誰にも悩みなんて話せないし理解なんかされない。
「自分でセルフケア」をしなきゃいけないと思った。

そして他の人はどうやってセルフケアしているんだろう?
どんな考えを持って生きているんだろう?と思って選んだ本たち。

自分の中にある漠然とした将来への不安感と
心の飢えを満たしたかった気持ちが強かったんだろうなぁ。
沢山貼ってある付箋の箇所を見ると当時、心が特に揺れていた箇所が分かる。

そこから、不眠症がほぼ生活に支障が出ないほど回復して
同時に将来への不安感と孤独感が薄らいだ(完全に無くなった訳じゃない)
仕事も上手く行っている「今」の自分が選んだ本たち。

「そのままの自分を生きてみる」「生きたいように生きる」
「自分の薬をつくる」っていう見出しに惹かれて買った。

「昔の自分」は不眠症で身体も心もしんどくて、
まず心を癒やさないと前に進めない状態だったのだけど

「今の自分」は不眠症が良くなったと同時に
身体も心も前を見る活力が出てきて
自分を尊重する方法を探る余裕が出てきたのが伺える。

けども、やっぱり自分の心を支える基盤は
まだまだ不安定で、それで悩むことがしばしばあるので
これから先の生きていく中での心の持ちようを探って
基盤を安定させるための材料を揃え始めようといった段階(…なのかな?)って感じ。

ちょっとあやふや。

でも、これから分かっていけばいいかな。

そんな気持ちを抱えながら選んだ本たちを
「今」と「昔」とで見比べてみると選んだ当時は
なんでこれを選んだのか分からなかったけども
今思うと無意識のうちに自分の心が救われる自分にとって
必要な本を選んでいたんだなっていうのが分かった。

だからか、本屋に寄ると自分が何を求めているかを
沢山の本(=情報)の中から無意識に探ってしまうのでドッと疲れてしまった…。

でも「昔」から「今」の自分の心が前向きに進んでいることが
本を通じて見て取れて嬉しかった。